- Daisuke A
蜃気楼の影 MW17-001

AFW、アマゾンファッションウィークが終わり、ある程度で目は通したが特に興味ある発見と想う事はなかった。 花見シーズンのはずだが、外はまだ無駄に寒く、桜に心を奪われる景色もまだ触れていない。 来年の今頃、心奪われるほど桜が散る景色を期待できるのだろうか……。
2017年もまた、モデルのポンコツ共と時間を過ごすらしい。 とは言え、今年は本気で取り組む事に覚悟を決める事にした。 ある意味ポンコツ共と一緒にズッコケるかもしれないが、まぁそれはそれで好いと感じるほど、ポンコツ具合が清々しいので好感度は高く、だからこそで覚悟を決めたと言える。
それを踏まえて、今年の企画に名前を付けてみる事にした【蜃気楼の影】。ちょっとした小説の題名にも感じる響きだが、カッコいい意味ではなく残酷な意味合いだと想う。 このポンコツ共にはまだ理解できないだろうけどそれで好いと想う、この先に解る時が必ず来るであろうし、あえて解って欲しくない矛盾の感情も抱ける。 あえてその意味の説明はしない……。 ちなみに、蜃気楼は影と言え、その影に影は存在するのだろうか?との単純な疑問も残る。
これまで、かなり多くの人間にモデルや芸能に進みたいとするヘルプを行い、人生を踏み外す事への助力をした。 経験者として先ず、自分の考えは反対であり、ロクなもんではないと伝える。 それでも、やはり本人はやってみないと納得はしないのが人間らしい。
このポンコツ共も同じく、それぞれが縁あって出逢い、かなり厳しい現状を伝えたつもりだが、やはりそれでも【蜃気楼の影】を追うらしい……。 どうせなら、とっとと経験して次へ突き抜けるためのヘルプをする事にし、このポンコツ共はもしかすると、厳しい現状を大きく変える事が出来るかもしれない!との淡い期待を持たせてくれる可能性も少なからず感じられる。
これから数名の若者モデルが海外を狙う! 現状の環境はかなり厳しく、すでに様々な代償と引き換えに目標へ歩み出してしまった……。 これをドキュメンタリー風に現実暴露する企画が【蜃気楼の影】 来年の今頃、ほとんどが海外挑戦を経ているだろうし、誰も残ってはいないかもしれない……。
私は私の視点を書き残しておく。