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  • Daisuke A

お馴染みの先制パンチ MW17-003


 参加者のモデルほとんどが、私の事は知っており検索済みだと思われる。 あえて自己紹介は簡易に済ませて即座にウォーキングとポージングのレッスンを開始した。

 先ずは何も教えず、とりあえずショー想定で歩かせ、今後との比較材料として動画を撮っておいた。

 そして毎度でお馴染みの先制パンチ、ウォーキングについての一般論やイメージを壊す事実を伝える……。 これに悪意はないが、これを知った上で修練を積む意味を理解して取り組む方がベターであり、先ずは伝えておくべき事実だと私は考えるからだ。 そもそも、世の中に存在する多くのレッスンやモデルインストラクターとの響きには、個人的に異論を発したい。 とは言え、ハッキリと壊してしまうには多少なりの問題が生じるので、とてもナーバスな問題だと言える。

 モデルのインストラクターなんてのはビジネス的なライセンスであり虚像、そもそもモデルを実経験してる人にアドバイスを求めるべきと考えられるが、これもまた虚像に近いので難しい問題だ……。

 私が教えられるのは、たまたま自分自身が教わった大昔に存在したであろう古い型のウォーキング。 これを題材に、自分の歩く雰囲気をコントロールする事が練習する目的である事、今後に向けて練習する内容の全体像を大雑把に説明した。 そしてポージングの基本とパターンを無限増殖する思考に練習方法などを含めた内容。

 私のレッスン特徴は、古い型のウォーキングを題材に利用する事と、実際の撮影を踏まえて考えるポージングの違和感を前提とする事。 私がウォーキングとポージングのレッスンする場合、他とは全く違うと言われる理由とも言える。

 私自身も驚くが、45分2コマとした内容は即座に過ぎ去った……。

 スタジオスタッフに時間を告げられ、休憩を挟まずにほぼ終了時間となっている事に気がついた。 足早にスタジオから地上へ出た際、次の時間帯を利用するであろう集団と再度ですれ違ったのだが、やはりその表情が気になったと言える。

 レンタルスタジオやダンススタジオの空間は、それぞれが目的をもって集う人達が多いであろうと推測、何をしているのか? 一々で興味深い。

 どうでも好い事に興味を持ちつつ、講義会場となる六本木に移動した。

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