- Daisuke A
Directed by OZI. MW17-009

Directed by OZI. これは私が撮影のディレクターとして参加した時に使うクレジット名。ほとんどの場合、ファッション系の写真を中心とする事が多い。
私がモデルとして海外で重要であり必要とした写真は、日本国内で得る事が多少なりで難しい問題があった。 日本の雑誌と海外のファッション誌を見比べれば一目瞭然であり、情報量と1ページの利用法にかなりの違いがある。 マーケットや趣向の違いから、海外で好まれる写真と日本で好まれる写真の違いも大きかった。 カラーとモノクロの違いなども大きな影響があるのかもしれない。
そもそも私は映像系の学生であった事から、写真に関しても興味があり好きだった。 同じ様な感覚で写真の違いを理解していて、写真に興味があったモデルの先輩がカメラマンに転向するとした当初、先ずは手始めとして一緒に多くのモデルを撮り始めた事がキッカケと言える。 当然でありがたい事にモデルには恵まれたと言えるし、イギリス人の友人カメラマンがレタッチ職人でもあり、ロンドンに立寄った時かなり早期の段階でレタッチを知る事になった。
日本国内でのモデル活動は、日本であるからこそ本人の視覚的要素がかなり重要となる事と、やはりどうしても最低限の人間的要素も関わりがあると言える。 海外においては写真が絶対的な重要アイテムとなるのだが、ここ近年はレタッチが過ぎる理由から多少の変化がみれる。 それでも最重要。
モデル講師との言葉は一般的に解り易いので使用はするが、私は個人的にあまり好きではない響きで、一般イメージと現実が違い過ぎる。
簡易の種明かしと言えるが、私がモデル講師として海外への指導に強いのは写真判断と構成が理由。 モデルとして様々な意図を含めた写真でアプローチし、モデルを目指す場合も同じ感覚だ。
もちろん、その他で重要な知識は多々あり、ルールや仕事の種類を踏まえた上でのキャラと自分磨きを行ってから写真に投影するなど、これ等のバランスが私の講師とした。
モデル講師としてポージングはこういった経験からアドバイスし、ウォーキングはたまたま知っている古い型を利用している。
ぶっちゃけてしまえば、写真の好みなど人それぞれなのだから判断はとても難しいのだが、多少なりに理由は存在すると言えるかもしれない……。