- Daisuke A
六本木のカラオケバー Living Room Vision. & Pleasant. MW17-010

事の発端となった六本木のカラオケバー、Living Room Vision. & Pleasant.ものはついでなので、Directed By OZI.での撮影。
現在も数名は店のバイトスタッフであり、モデルのワークショップや蜃気楼の影とは別の形でも人間関係の構築がある。私はここ近年で若者との人間関係やモデル講師としての関わり方などに疑問を抱き、当面は避けようと決めていたはずだった。
とあるモデル後輩でもある店スタッフは、学生と言う事もありユルイ感じでモデル業をバイト的に捉えつつも、たまに『学生の間に一度くらいは海外にトライしてみたい』と会話し、私もその時はヘルプするくらいのつもりでいた。昨年末、『僕の幼馴染が、大学卒業と同時に就職しないでモデルをやると言ってるんですが…』との紹介が、横分け太郎アキヒトとの出逢い。
このアキヒトの友人である、ミスターごり男ロドリゴも連鎖的な人間関係から生じての登場だった。私が最初に言い放った言葉は、『モデルなんて馬鹿な事を言ってないで、就職しろよ!わしみたいになっちまうぞ?』であり、相変わらずだったと言える。
私はNYに挑戦した時に中学生で勉強した事を後悔しながら再勉強し、ヨーロッパに挑戦した後に英語の勉強を意識して六本木でバイトを開始した。その流れで27歳の時に店を始め、28歳でついにモデルを辞める決心がついての引退。
12年目ともなれば多くのストーリーが存在する、これはまた別で語ろう。
当然と言えるが多くのモデル友人が来店してくれたと言えるし、モデル講師やモデル相談など多くのキッカケとなった場所。
若かりし頃には想ってもいなかった事だが、私がモデルで経験した事や海外へ挑戦した経験は、私の人生に根深い影響と役立ちがある。今更だからで強く想える事であり、不思議に感じる事もある。
流れで造った店ではあるが、さりげなく人生教訓をなぞる上でモデル教訓と重なる思考回路と比喩できる場合が多いと感じる。 この経験は順序が逆だとしても、同じ様に役立つのではないかと想う。
そもそも地方出身者である私は、流れで六本木の街に関わる事となり、水商売ではなく人間関係が存在する社交場を創りたかっただけなのだが……。