- Daisuke A
ブロークン 過去に囚われた男
シブいヒューマン映画をご紹介。アル・パチーノ主演でして意外な役柄の感じもしましたが、実はピッタリだった雰囲気を感じさせる、さすがの名役者っぷりでした♪
当作品、かなり観る人の好みに左右される内容ではないかと思われます。私個人的な意見で言えば、淡々と進められる日常の内容に愛想を尽けず、最後の最後となるシーンを観た時に感じる感情はどんななのか? これに興味を抱きながら、じっくりと観てほしい作品です。
とある年配者の男が抱くモヤモヤ感がなんとなくの雰囲気で伝える日常から始まり、過去から抱えるふっきれない感情などもなんとなくで伝わるストーリー展開、淡々とした日常。ありきたりではありますが、親子関係や周囲との人間関係にちょっとした恋愛感情が複雑に絡み合う中、激しくは抵抗と変化を望めないが、それなりには変化を望んでいる葛藤が雰囲気で現わされたストーリー展開…。
ストーリーの紹介はとても難しく、想像通り少々でフランス映画の雰囲気物を感じさせる作品に近いものがあります。最後の最後のシーン…人それぞれの感想が大きく分かれると想われますので、そこがポイントかもしれません♪